近年、「サステナブルファッション」という言葉を耳にする機会が増えました。
地球環境への意識が高まる中、ファッション業界もいろんな戦略を練っています。
しかし、その言葉の裏側には、
時に曖昧な表現に感じている方もいるのではないでしょうか。
言葉だけの「サステナブル」が独り歩きしていて、
大量生産・大量消費の構造は何も変わっていないファッションブランドが
多数存在しているように感じます。
今回は、「サステナブルなファッションとは何か。」
自分なりの答えを考えようと思います。
サステナブルなファッション。３つの答え
私がサステナブルなファッションに関心を持ったきっかけは、
海外での劣悪な労働環境で働く人がいると知ったことです。
ですが、そのようなニュースは目にすることがあっても、
自身の生活からは遠い話であり、あまりピンと来ていませんでした。
ユニクロや無印良品の服が好きでよく購入しているけど、
本当にそれが最適なのか・・・最近そのように感じることが増えました。
環境省が公表している「サステナブルなファッションについて」
こちらの記事がわかりやすく、参考になりました。
よければ一読してみてください。
今回、ネットや各ファッションブランドのホームページなどを参考に、
自分なりに「サステナブルなファッション」とはどういう服なのか、
３つの答えを考えました。
１ 環境への負荷を極力減らして作られた服
２ 不要なものを使って作られた服
３ 循環する仕組みで作られた服
１．環境への負荷を極力減らして作られた服
まず注目したいのは、
環境への負荷を可能な限り低減することを理念として服作りを行うブランドです。
これらのブランドは、素材の選定から製造プロセスに至るまで、
徹底的に環境への影響を考慮しています。
以下のようなブランドがあります。
例えば、私が魅力を感じるブランドの一つに「ｔｅｎｎｅｎ」があります。
天然素材、特にオーガニックコットンやヘンプといった
環境負荷の少ない素材を積極的に採用しています。
また、ブランドのコンセプト「ゴミにならず、土に還る服であること」
というキャッチコピーが素晴らしいです。
２．不要なものを使って作られた服
次に注目したいのは、不要になったものを再利用し、服作りを行うブランドです。
以下のようなブランドがあります。
どのブランドも個性的で、魅力があります。
破棄される予定だったもが新しく生まれ変わる。
作り手の想いを感じられる服です。
３．循環する仕組みで作られた服
服のライフサイクル全体を視野に入れ、循環する仕組みを構築しているブランドも存在します。
不要になった衣類を回収し、
それを新たな服の原料にするという取り組みを持っています。
ＢＲＩＮＧのウェブサイトでは、
服の回収から再生までのプロセスが分かりやすく紹介されています。
このような循環するシステムは「作る→使う→捨てる」という流れを断ち切り、
資源の有効活用と廃棄物削減に大きく貢献する可能性があります。
私たち一人ひとりの選択が未来を創る
サステナブルファッションは、単なる一時的なトレンドではなく、
地球の未来と私たちの生活の質を守るための重要な選択です。
今回ご紹介したブランドのように、
様々なアプローチで「サステナブルファッション」を実践しているブランドが知ることは、
私たち がより良い選択をするための第一歩となります。
服を選ぶとき、
✓ その素材は何でできているのか
✓ どのように作られたのか
✓ 長く大切に使えるものなのかどうか
を少し立ち止まって考えてみる。
不要になった服をゴミに捨てるのではなく、
リサイクルやアップサイクルの方法を探ってみる。
私たち一人ひとりの選択が、 後に大きな変化を生み出すと信じています。
サステナブルファッションを通じて、
より豊かなライフスタイルを送ることを目指したいです。
